柱といっても色々なものがある。装飾のない白い柱。デジタルサイネージを取り付けた柱など。
そんな中で札幌の地下歩行空間にある物でデザイン性の高い物を紹介したいと思います。
灰色と紫色が混ざった様な色の柱にキラキラとした素材が埋めてあります。側を通ると光に反射してキラキラと煌めき動きが出ます。
柱自体の形状も真ん中が細くなっており優美な感じを受けます。
柱の下部には雲のようなマシュマロのような形の椅子がありデザインと機能を両立していて良いデザインだと思います。
天井には木漏れ日のような照明がついていて癒されますね。
床を見ればわかるのですが木漏れ日でできる日なたと影のような陰影ができています。これも上手な工夫ですね。
他にもアイヌ民族に関する展示をしているところです。
木材の格子で柱を囲んでいます。どことなくアイヌっぽいと思うのは私だけでしょうか。
また、内側の下部から、水色の光が出るようにしていました。
生えている木と湧き出る水のようなものを表現しているように感じました。面白い工夫だと思います。
赤レンガテラス前の柱。真ん中がくびれた格子上になっていて中から光が漏れてくるようになっています。側を通ると見える光の表情が変化します。
中央の凹んだ部分です。上下の木が「く」の字になるように重なり合っていました。
シンプルな構造ですがよく考えられていますね。
もう1本の方は形が違います。上部が織り込んだようになっていて、こちらも素敵な感じです。
構造体としての柱ですが、デザインの工夫でより良い空間になることがわかる良い見本ですね。
柱の下部からLEDの光を当てています。
柱がそれぞれ異なり、変化があって面白いです。
デジタルサイネージの柱。複数の柱に同時配信することで広告の効果がアップしますね。
広告を張り替える手間もかからないですし、今時の柱という感じです。